



富山新聞カルチャーセンター 金曜クラス M.I様の作品より
前日の雨が残る早朝の公園。
薔薇の花に宿った水滴に心惹かれ、M.I様はシャッターを切りました。
花の撮影で水を吹きかけて演出することもありますが、やはり自然の雨にはかないません。その違いは「空気感」。
雨上がりの空気には湿度が写り込むのです。
まさに、雨の恵みといえるでしょう。
しっとりと落ち着いた色温度は、雲の向こうの太陽の恵み。
雨の日だからこそ感じられる静けさや潤い、「自然の恩恵」が写真に深みを与えてくれます。
最近のカメラは防滴仕様や片手操作にも対応しており、傘を差しながらの撮影も気軽に楽しめます。
これから迎える梅雨の季節、あえて雨の日にカメラを手に出かけてみてはいかがでしょうか。
日常のものの見方の転機となるかも知れません。